守ろう世界遺産!三保の松原エコ体験|一般社団法人三保松原3ringsプロジェクト

松葉かき交流会でコミュニティづくりと環境保全を実現

「1000人のチカラで1000年先まで三保松原の景観を守る」
そんなスローガンを掲げて世界文化遺産・三保の松原を未来に残す取り組みを続けている一般社団法人三保松原3ringsプロジェクトの取り組みに、せのびを通じて集まった静岡市内の高校に通う20名が参加しました。
今回参加させていただいたのは毎週土曜日に開催される「松葉かき交流会」。
誰でも参加が可能で、広大な三保の松原に落ちる「松葉」の清掃をしながら、参加者同士で交流をし、それと同時に環境保全に取り組む仕組みです。
この日も一般参加者の皆さんに混ざりながら松葉を集めました。
目に見える達成感を得ながら、環境保全の意味を理解

今回参加してくれた皆さんは、探究学習の中で「環境」などをテーマに学習を進めようとしているメンバーが数多くいました。活動の最後には大人の参加者の皆さんも含めて感想共有の時間です。
静岡市立高校 1年生 山田花菜さんは「松葉がきをすることで環境が保たれて、松が元気になると聞きました。実際に参加してみると、自分たちの集めた松葉の量が袋の量でわかるので、達成感も得られました。素晴らしい取り組みだと理解することができました。」とコメントし、この活動による地域の環境への貢献や実際の活動による達成感を共有してくれました。
100袋の松葉を集めました!

継続して取り組まれてるこの取り組みは、この回で176回目だったそう。この日はせのびを通じて参加した高校生含めて約45名もの方が参加し、なんとゴミ袋・100袋分もの松葉を集めることができました。
「あっという間に時間が過ぎた」「また参加してみたい」そのような声も、参加者の皆さんから聞こえてきました。
環境保全に貢献し、地域のなかでつながりをつくり、そして自分たちの力で地域の魅力を維持・向上させていく。その一端に当事者として関わってもらえたのではないでしょうか。また皆さんと、三保松原で再会できたら嬉しいです!
2025年実施