地域医療の新しいカタチ・サクラノキテラスマルシェの仕掛けに迫るフィールドワーク|サクラノキテラスマルシェ

サクラノキテラスマルシェってどんなマルシェ?

サクラノキテラスマルシェは、大石内科循環器科医院のお庭で、月に1回開催されるマルシェです。
コンセプトは「開かれた地域医療、社会的処方の場作り」です。
これは院長である大石悠太先生の経験から、病気は薬だけで治すものではなく、人との関わりや社会参加も大事だという想いから生まれたマルシェです。
ですので、出店者の皆さんも、先生の想いに共感をして参加している方々。
お客さまへの声掛け、楽しめるコンテンツなど、コミュニケーションを大切にしています。
マルシェの準備からお手伝い

このプログラムに参加した高校生は、マルシェが始まる2時間前に集合して、準備に取り掛かりました。
はじめに「サクラノキテラスプロジェクト」の概要説明を受け、社会的処方のお話しを伺いました。
「マルシェが始まったら、お客さまや出店者さんとの会話も楽しんでくださいね!」
運営の藤田さん自身も院長先生の想いに共感しファンとなり、ボランティアから参加した方ですので、言葉に説得力があります。
テーブルを運んだり、飾りつけをしたり、他のボランティアさん達と一緒に汗を流しました。
ここでも早速楽しげな会話が生まれていました!
地域医療に興味があって参加しました!

「私は看護師になることが夢なんです!だから地域医療に興味があって参加しました」
病気は薬だけで治すものではない、人との関わりも大切だという院長先生の想いから始まったサクラノキテラスマルシェは、多くの共感者さんの協力で開催され、相手を思いやる気持ちが会場にも溢れています。
医療従事者を目指す人だけでなく、「なんかちょっといいな!」と思えたら、ぜひ参加をオススメします!
私たちは決して一人ではなく、誰かの支えがあり、誰かを支えていて、大人になればなるほど希薄な部分と密な部分が交差する人間関係も、実はそんなに悪いもんじゃないって伝えたい。
ほんの少しの勇気と行動で、あなたの生き方のヒントも得られるかもしれません。
高校生の内にできること、高校生だからできることがきっとたくさんあるはずです!
2025年実施
Reported by Misako Kameyama