人生哲学が見つかるマーケティング講座 |株式会社HONE

地方に特化したマーケティングとは

地方マーケティングを得意とする株式会社HONEのお話しを聞くために訪れた場所は、古民家をリノベーションした用宗の民泊「ミクソロジーハウスFUJIYA」。
代表の桜井さんは、離島や過疎地の観光マーケティングを請け負ううちに、故郷静岡の魅力に気付き、もっとこんな風にできるんじゃないかという想いが募り、自ら古民家を探し、仲間とリノベーションし、素敵な宿を開業しました。
地方マーケティングを、自らが実践している「現場」でもあります。
都市と地方では、商品を売ることも、観光のブランディングも違います。
先ずは桜井さんの実績から、その違いや、なぜ地方に特化しているのかというお話しを伺いました。
成功体験から得る自分の価値観

お話しを伺ったあとは、「自身の原体験や成功体験」を書き出し、なぜそう感じるのかという理由や背景を深堀りする個々のワークを実施しました。
自分の「好き」や「得意」なことから価値観を見出すことが、将来の仕事につながったりするからです。
そして課題の見つけ方として「対岸の火事」を例えに、自分ごととして捉えることの大切さを伺いました。
「対岸の火事は遠くから見ているだけだけれど、隣の家が火事になった時に自分ならどうする?
困っている人に目を向ける、いかに当事者になるかが、課題を見つける上で大切なんです」。
自分はどんな人生を歩みたいのか

マーケティングという枠組みから広がる考え方を、当事者として捉えることから学んだ高校生からは、こんな感想をいただきました。
・正解を見つけるのではなく、自分の価値観を広めて行きたいと思いました。
・優劣や合ってる合ってないじゃなくて、自分の思ったことをやってみたいと思いました。
「自分はどんな人生を歩みたいのかを考えてほしい。」
自分の価値観と大切な仲間の存在、そして行動。
熱い想いで自ら民泊業を始めた桜井さんの言葉は、高校生の気持ちも動かしたようです。
2025年実施
Reported by Misako Kameyama