静岡鉄道が挑戦する静岡のまちづくり|静岡鉄道株式会社

静岡鉄道の仕事、いくつ知っていますか?

静岡鉄道と言えば、静岡市民なら誰もが利用する電車やバス等の交通インフラ、そしてセノバやしずてつストアの商業施設の事業がすぐに思い浮かぶと思います。
その事業は不動産や自動車販売、観光業や介護など、なんとグループ会社は25社に及び、様々な場面で「まちづくり」に関わっています。

静岡鉄道のブランドステートメントは「まちに彩りを、人にときめきを」。
ではなぜ、まちに彩りが必要なのか?、人にときめきが必要なのか?について、若手社員の方々より静岡鉄道の想いや、なぜ自分がこの会社に入社したのかという想いを伺いました。

地域の賑わいを生み出すには?グループワークショップを開催

この日の会場は、静鉄音羽町駅に新しくオープンした「フードホールSHiiiTO」。
飲食だけでなく、沿線に暮らすの皆さんのコミュニティスペースとしても利用して欲しいと工夫をしています。
ワークショップでは、このSHiiiTOを活用して、さらにまちに賑わいを生み出すにはというテーマで意見を出し合いました。

「時間帯によって利用者も変わるんじゃない?」「子どもが遊べるスペースもいいよね!」
「壁の色をスペースごと変えて、リラックスとかお喋りとか分けたら使いやすそう!」
どのグループも初めて会ったメンバーとは思えないほど、活発な意見が飛び交っていました。

静岡鉄道の内田さんは「自分が暮らす「まち」を改めて考えるきっかけにしてほしい。まちの豊かさとは何かを一緒に考えたい」と、それぞれのグループを回りながら一緒に意見を出し合っていました。

今日をどんな一日にしたいですか?

「まちづくり」とは何か。「街」でも「町」でもなく、平仮名で「まち」と表記することの意味があるとのこと。
そこには人が関わり、人がつながり、私たちの暮らしの舞台であり、舞台が変われば暮らしも変わるというところで、まちづくりは面白いと、静岡鉄道の若手社員、長縄さんと山本さんは語ります。

それは大きなことでなくてよいのです。

「まちづくりの楽しさを知るには、通学路から見つめ直してみたり、様々な人の話を聞いてみたり、まちづくりを学べる大学を探してみたり、地域と関わるサークル活動に加わってみるのもいいんじゃないかな。やってみたいことにチャレンジすることも大事だし、自己実現も大切だってことに気付いて欲しい」という言葉は、参加者一人ひとりに響いたようです。

今日をどんな一日にしたいですか?
どんな風に過ごしたいと思いますか?
と問いかけてくれた静岡鉄道の社員の皆さん。
自分のやりたいことを考える…そこからまちづくりは始まるのかもしれません。

2025年実施
Reported by Misako Kameyama